日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

ennui

なんだかまずいよなぁ、昨今の世の中は

最近ネタを拡げすぎてしまって、本来のこのブログの主題だった「退屈論」を「ごにょごにょ」と考えることが「おざなり」になってしまっているなぁ、と少し反省していたりする。もう少し、自分にとって考えるべき重要な事項を絞った方がいいのかもしれん、だ…

テーマは江戸時代の退屈

秋の夜長=読書シーズンということで、炸裂する欲望のなすがままに「ボーボボ」全巻、村上春樹新刊、江戸時代関連書籍を購入。特に江戸時代関連書籍は、最近なんとなく「江戸時代=退屈の市民化」という仮説を勝手に立てつつ、個人的に激しく興味が惹かれる…

アメリカの退屈

「Uncommon Places: The Complete Works」 Stephen Shore (著) ISBN:1931788340 上記は前々から欲しかった写真集で、このとこの BRUTUS とか STUDIO VOICE の写真特集で再発版が発売されたのを知り入手した、云わば定番とも言うべき作品。で、写真に疎いこの…

ドラッグとしての自転車:その反復

『ペダルを踏み続ければ、何かが変わると感じた。景色は流れ、僕の体は緩やかな円環運動を繰り返す。ペダルを踏み続ければ、何かが変わったと感じた。景色はその色を変え、僕の体は反射運動のみで維持される。思考や判断なんていう、パリっとしたシャツにギ…

堀江敏幸『熊の敷石』

上記は、堀江敏幸の芥川賞受賞作(表題)を収めた短編集。そしてその当該短編である『熊の敷石』を読んでいて、なんか「退屈」連動で考えさせられることがあったので、これまた覚書(備忘録)レベルでツラツラと書き連ねることに。で、考えさせられる契機と…

「わかりやすさ」について

退屈について考えている際に 「脱線」 として、なんだか 「わかりやすさ」 って、ナンだろなということがふと頭をよぎったのでした。でそれは何故かというと、ここ数日 FISHMANS のアルバムを、手当たり次第棚から引っ張り出して聴いているのですが、そこで …

オイラは退屈愛好家

問:「退屈の逆は何だと思いますか?」忘我ですかね。即ち、何かに夢中になって対象に没入している状態であり、日々の日常をループ的に過ごすことで自己の「存在」を忘却している状態でもあります。逆に言うと、退屈とは自己の「存在」を強く意識せざるを得…

コンテンツ産業と退屈について

http://d.hatena.ne.jp/solar/20040530『《陸這記》 crawlin’on the ground 』の上記記事を読んだのと、先日大学時代の友人とメールやり取りした中で感じたことが、なんかシンクロしたのでちょっとメモ書き。某国立大学にアニメのコースができたのに象徴的な…

過去の自分の思索との対比

なんとなく、10年程前に自分が書いていた断片を読み返してみたい気になったので、昔のデータを引っ張り出して、自己引用しつつ読み返してみる。ところで、当時の僕の関心事は「人(僕)は何故言明する(しなければならない)のか」「人(僕)にとって言葉と…

退屈について考えるために (読書リスト)

「消費社会(欲望のシステム)」と「宗教的なるもの」について、より根源的な考察を行うべく、以下の書籍を昨日購入。で、久々に目的意識を抱いて哲学書コーナに足を運んだら、ボードリヤールの著作に「不可能な交換」という文字をみつけ、「えっ」と驚きつ…

退屈について考えるために(今日の読書)

「欲望と資本主義〜終わりなき拡張の論理」 著:佐伯啓思 講談社現代新書 (1993) 「魔女とカルトのドイツ史」 著:浜本隆志 講談社現代新書 (2004) 退屈を感じる=何かにココロを奪われる、もしくは何かに没入する状態に無いことへのストレス・不安(一…

日本退屈愛好協会

「退屈愛好」で検索していて見つけた集団、日本退屈愛好協会。その首謀者と思われる大黒秀一氏(肩書:退屈愛好家、年齢は当方と同じく1969年生まれな模様)の「転がる日本にバカ満ち足りて」を購入。同書の冒頭の言葉が、著者が何故に「退屈を愛好するのか…

陽だまりでホクホク

年末から今日まで実家に帰省 (ッても、自転車で20分の距離なのだが・・・)。ずーっと天気がよかったので、日中は陽だまりでホクホクしながら、文字通り「ぼけー」っと過ごす。ぼけぼけしている間は、音楽もなし、読書もなしって感じで、静かな正月の住宅街…

80年代と退屈

広告批評 1988/11「特集:引き算文化はいかが」を購入。メインは「ほしいものがほしい」というコピーに代表される、声高に注目を喚起する扇動的な世の流れに疲弊した末の「飽和感」の反動としての、「引き算の思想」についての対談。そこでは足し算的な意味…

宇宙空間での退屈

日野啓三の「光」という小説に、事故により宇宙空間に独り放り出された後、この天地左右もなく、言葉すら届かない、何一つヨルベナキ状況にて、「光は闇、闇は光」ともいうべき体験、即ち存在を無化するような圧倒的な光(太陽光)の中で存在の根源が揺さぶ…

退屈シミュレーション

これから暫く様々なシチュエーションでの「退屈」をシミュレートしてみようと思うので、アイデアを備忘録的にメモ書きしてみることとする。ということで、順次空想(+妄想)のうえで展開予定するモノナリ。ちなみに画像は岡崎京子の「退屈が大好き」を引用…

退屈が大好き

なんだか、癒しとかスローライフとか掲げても、結局のところブロイラーのようにそれらを「与えられて」いる訳であって、なんと言うかまぁ流行に踊ってるだけで、何等リラックスしてないよなぁ、というのが個人的には気持ち悪くて、なんかモヤモヤしている訳…