日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今日の戦利品

  1. Paul Young 「No Parlez」 ※80年代UKソウルを代表するシンガーであるポール・ヤングの1st(うーん、特に「ひっかかる」ポイントがない感じ・・・)
  2. The Communards 「Communards」 ※その歌声のセツナさが時にスモーキー・ロビンソンを、その絞り出すよな歌声が時にフィッシュマンズ佐藤伸治を彷彿とさせる、元Bronski BeatのJimmy Somerville によるファルセットと、メロディがとにかく素晴らしい80年代UKソウル名盤
  3. 関美彦スピルバーグ」  ※部屋に「ひとり」でいる時間をゆっくりと楽しんでいるかのような前向きなアシッド感が漂う頼りない歌声と、なんとなく下北然としたメロディがこれまた素晴らしい(10と12曲目が最高!)
  4. SOFTROCK DRIVIN' 「アルファ編:栄光の朝」 ※70年代前半の村井邦彦作品を中心に編集された和製ソフトロック・コンピ(大阪万博時代の明るく希望に満ちた感じが眩しくて、とにかくホクホクな曲ばかりでスゴイ)
  5. SOFTROCK DRIVIN' 「東芝編:恋人中心世界」 ※70年代前半の東海林修作品等を中心に編集された和製ソフトロック・コンピ(日本人って、やっぱり美しいハーモニーとか弾けるようなメロディが大好きなんだなと再認識、本家と比べてもセンス良すぎるよホント)
  6. 安部恭弘 「Frame Of Mind」 ※80年代で言えば竹内まりやの超名曲「五線紙」の作者、90年代で言えばCity Pop名盤「中島ちあき:Radio Days」の生みの親でもある安部恭弘の80年代中期AOR最高傑作。この人の紡ぎだす優しくて暖かいメロディと歌声はホントに素晴らしい(編曲は同時期のEPO飯島真理等も手掛けた清水信之!)


パラパラと雪が舞う寒い朝、冬休み中にamazonで注文していたCDの第2弾が届く。そしてお昼には、関美彦の新譜を買いに出かけた下北ユニオンの中古コーナで、探していたSOFTROCK DRIVIN'を2枚獲得。オウチに帰って、窓が曇るぐらいにシッカリと暖房をかけ、せっせとミルクティを作った後、ビスケットをかじりながらスピーカーから流れる音に身を委ねる。

雪の中、暖房かけた部屋の中で「ぼけーっ」としているのは、10月のよく晴れた秋の日差しに包まれながら芝生でお昼寝するのと同じぐらい、ボクは好きなのだ。