日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今日の戦利品

ここ数日の初夏のような天気のせいか「脳内ゆらり成分」が滲みるように分泌され、なんとなく WHITE HEAVENGHOST などを聴き「ずぶずぶ」と呆けたいよな気分だったこともあり、突如 sugar plant の1st(人に貸したまま行方不明)が無性に聴きたくなり所用の帰路、ハイラインレコードに立ち寄り目的の品と前から興味があった「渚にて」を併せて購入。
で、sugar plant は、1st+2nd+初期ep収録の2枚組みお徳仕様で再発されていたのだが、ギャラクシー500と比較されることの多かった初期作品を一気に聴き返してみると、彼等は抒情的というよりは、幽玄というかトランスというか、とにかく魂もってかれる系なサウンドを最初から志向していたのだなぁ、ということに気付く(そういう意味で非常に抒情的なギャラクシー500とは音は似てても、導き出される気分は全然違う>むしろ気分や特定の感情から解放される具合)。

  1. sugar plant 「hiding place + cage of the sun e.p.」 ※いきなり米国インディレーベルからリリースされたという事実からしてその普遍性が窺い知れる(とにかく名盤)
  2. 渚にて 「こんな感じ」 ※無垢気取りの素っ頓狂なVoと歌詞が、元WHITE HEAVENの中村氏による幽玄なサウンドプロダクションを完全に台無しにしてて残念・・・