日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今日のBGM


Sondre Lerche / Two Way Monologue

上記は昨日購入した Sondre Lerche の 2nd アルバムなのだが、本作を聴いて僕は「彼は10年後に現在のニック・ドレイク、ティム・バックレー、ドノバンあたりと同等の扱われ方をする人になるに違いない」と、直感的に思った。

ブラスやストリングスの使い方や(もしかするとメロトロンも使ってるかも)、少々翳りがあるけど飄々としてホンワカ優しいメロディとか、そして何よりそのホワホワと包み込むように柔らかい歌声が相俟って、まさしく文句無しの名盤(捨て曲無し)。そして音楽雑誌的な常套句を使うと「早くも今年のベストワン決定な一枚!」てな具合かも。Amazon のレビューでは「地味」とか書かれてるけど、こんな美メロ溢れた楽曲群を指して「地味」はないよなぁ、と思うホントニ。

しかし、Two Way Monologue というタイトルからは、死の間際の暗闇で自分内に矛盾的に孕む「言葉」という「他者」と対峙し続ける、ベケットの「伴侶」という小説(?)を想起するのだけど、二十歳前後の Lerche 君も、かつての小沢君のように精神と言葉の暗闇の深い領域で冒険していたりするのかもしれない。。。

ちなみに、国内盤はCCCDなので止めたほうが無難、です(当方は Amazon で US 盤を購入)

※前作についてのコメントは下記
http://d.hatena.ne.jp/cliche/20031227
http://d.hatena.ne.jp/cliche/20031229

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