「海外盤CD輸入禁止」問題

著作権法案：輸入ＣＤ規制で修正求める民主党　・・・　from 毎日新聞　2004年5月27日　19時13分

著作権法改正案ですが、衆議院で民主党から修正提案が出て参議院まで押し戻されそうな勢いです　・・・　from 海外盤CD輸入禁止に反対する

上記を受け、当該議員に急ぎ以下のようなメールを書いてみた。時間がなかったので論点等のツメが甘いですが、何もしないより、今できる事は確実にやっておきたいな、と思った次第であります。

このたびは、著作権法の改正案の参議院への差し戻しの話を聞き、
また○○ 議員が本件の参議院の国会対策委員会を担当されているということで
突然のメールにて恐縮ですが、メールさせて頂きました。

(中略)

この改正案によりレコード会社による輸入権が認められ、レコード会社は輸入権
を持たない第三者による商業的な輸入盤を規制することが可能となります。
規制対象品は全ての輸入盤に及ぶ可能性があり、これは政府が当初発表した
内容と予告無しに大きく異なっているため、現在音楽ファン（署名：36,157名）及び
音楽関係者（署名：678名）を中心に大きな反対運動がおこっております。
　
e-Japan構想では、コンテンツ市場の拡大と育成が謳われておりますが、
輸入権の行使により輸入盤規制が行われた場合、
海外の音楽、芸術、文化との自由な交流により豊かな着想を得ることを起点に
コンテンツを創出するクリエータ側への影響が著しくなります。
　
これでは、目先のコンテンツの権益は確保できるかもしれませんが
将来的に売りになるコンテンツが育たず、結果的に市場は冷え込むという
逆効果にならざるを得ません。
　
著作権法の改正案におかれましては、再度音楽関係者ならびに音楽ファンの意見
を参考にしつつ、再度、日本のコンテンツ産業の将来を冷静かつ長期的に見定め
た審議を行って頂けますよう、何卒宜しくお願い致します。