日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

深層意識の共鳴


フジロックピクシーズを見たことが深層意識に作用したのか、ピクシーズを聴いていた当時(二十歳頃)の思い出をベースとした変な夢を見る。内容というか主たる登場人物は、大学時代の先輩で僕をとても可愛がってくれてた人。当時、互いにマンチェとかUKモノの音楽とかが好きというところでまず話題があって、で彼女はとても不思議な雰囲気を持っていつつ、いろんなことにすごく真剣に生きてる人で、僕は頭を撫でられたりして可愛がられながらも、哲学的な話題含めいろんな話をしつつ、かなり愛(?)に近い感覚で好きだったのだけど、なんか間に「変な人」が入ってきて、「変なこと」を言ってたらしくてそれが原因かで、結局最終的には疎遠になってしまったのだった*1

で、夢の中で僕(現在年齢)は、何の店だか解らないけどお店をやっていて、何故か突然彼女がお客としてそのお店にふらりと現れて、互いに驚きつつも「久しぶり〜」って感じで打ち解けて、互いにアレヤコレヤと盛り上がる。会話の中から、向こうは結婚済み、子供ありらしいことが、間接的に伝わってくるが、容姿や喋りはあの頃のまま。家も隣駅らしいということも会話からなんとなく分かる*2

でも、コレは現実と同じなのだけど「ココロ」の肝要な部位がいつも、硬い自我の殻に覆われてることに起因するのか、何だか靄がかかったようでいて、自分の中での肝心な気持ちに自覚的に気付くのは、いつでも過ぎたあと*3。で、夢の中でもやっぱり、結局肝心な話を何もしないまま、阿呆みたいな話をして「それじゃね」と別れるのだけど。で、暫くして、自分の中の肝要な気持ちに気付いた時は後の祭り、必死でバタバタ走って彼女を探し回るところで目が覚める。

夢を媒介して深層意識の底で他者と共鳴しあう、という感覚に関しては僕は結構信じているところがあるので、彼女に何かあったのかなと、とても心配になったまま、変な気持ちを引きずったまま一日を終える。
 

*1:今は連絡先とか近況とか全く知らないので、あった

*2:あくまでも夢の中でのことでやんす

*3:フリッパーズの歌詞にもあるよね、この一節は