日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

そろそろ10月:輸入CD問題も再度正念場のようです


owner's log by Kentaro Takahashi より

http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/7396809.html

「今日の午後3時に文化庁のホームページで重要な発表があります。今日から二週間がひとつの正念場です。民意で押し戻す最後のチャンスとも言えます。ここで頑張らねば、いつ頑張るんだ!」

 
著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の実施について」
http://www.bunka.go.jp/1tyosaku%5Cchosakukenhou_pubcome.html


【追記1】
最近忙しくて更新作業すらままならぬ有様ですが、なんとかこのパブコメについては、書き上げて提出したい。最近仕事していてヒリヒリと痛感するのだが、ネットが個人の情報発信手段になった90年代中頃と同じぐらいの大きなうねりが今、情報(コンテンツ)の世界に起きつつあることは確かなので、こういう「ひとつひとつ、しっかり自分の頭を絞って考える」ことの積み重ねが大事なのだなぁと本当に思う。
 
【追記2】
パブコメ10月13日にすべり込みですが、下記の内容で送付しました。


意見

>> ただし、国内において最初に発行された日から起算して七年を超えない範囲内において政令で定める期間を経過した
>> 国内頒布目的商業用レコードと同一の国外頒布目的商業用レコードを輸入する行為又は当該国外頒布目的商業用レコードを
>> 国内において頒布し、若しくは国内において頒布する目的をもつて所持する行為については、この限りでない。


上記に準拠し、輸入禁止期間は4年と定め運用されるということであるが、この期間は根拠が不明瞭であると考えます。当方は、上記禁止期間は少なくとも6ヶ月程度まで短縮すべきと考えます。

根拠

・商業用レコードの売上は発売から6ヶ月以内がピークであり、特に現在の趣味指向の移り変わりが激しいコンテンツ市場において、ピークの6ヶ月間を保護できれば、国内事業者の利益は充分確保できること

・商業用レコードにおいて2年前の国内盤でも既に廃盤となり、市場に流通していないレコードが多々あり、4年という期間は消費者に対して著しい不利益を生じさせることとなる

・特に問題となるのは、長すぎる保護期間の間、消費者が当該レコードを確実に入手することができる保証がないことであり、過剰な保護により購入したくても買えないという事態が生じることである。4年として運用するのであれば、全てのレコードについて確実に入手することが可能とするような規制も併せてレコード会社及び流通企業に課するべきと考えます。

なお上記主張の根拠となる定量データは下記を参照のこと   
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/1503193.html

以上