日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

アジアで共有される『渋谷系』気質

最近、特撮か漫画ネタばかりで音楽ネタがミニマム極小状態だったので、たまには音楽ネタを書くことにしよう。ナドナドというココロ餅になったのも、給料入って散財欲がヒートアップで「ビートでジャンプ」状態だったので、久々の久々に APPLE CRUMBLE RECORD にお出かけ:ルンルン&煮詰りお仕事忘却が狙いのココロ。

で結果、昨年春先ぐらいから*1 APPLE CRUMBLE RECORD 界隈でニギニギ盛り上がっているアジア・ギタポを中心に数枚購入。しっかし、ここ数年の アジア・ギタポ from タイ、韓国、香港、インドネシア等 のクオリティの高さは半端ではないっすヨ、マジで!?真拳。

約10年程前に、カーディガンズ の 「ライズ&シャイン」 や エッグストーン の 「マイ・トランペッツ」 を初めて聴いた時の衝撃*2には敵わない、かもしれないけども、はっきり言って、当時のスウェーデン・ギタポ勢やカジ君と比べても遜色ない、というかなんだか溢れる手作り感が「ギューって:」抱きしめたくなる程にカワイイ、のである、という程に35歳残り物男子を「ほんわかぱっぱ」とさせるのである。

きっと、90年代初頭の渋谷のように、街にステキなネオアコ輸入盤屋さんが現れて、ネオアコ・ギタポ好きな男の子と女の子がスモール・サークルに出会ってバンドとか組んで、そしてハンドメイドで宅録してCD作って、レーベル作って、ネットとか経由してシェスタとかのギタポ・レーベルにデモを送ったり、とかしてるんだろうなぁ。想像すると、なんだかとても楽しそうだなと、90年代初頭の渋谷界隈の状況を脳裏に浮かべつつ思うのであった。

と書きつつ、拙者別にこの現象に「雁行型経済発展モデル」を見出している訳ではなくて、オモシロイことが始まる瞬間っていうのは、いつもキラキラと眩いばかりにシャイニングなんだなぁ、と老人的な感慨に惚けている、だけなの、であった。

以下は、ココ半年ぐらいで愛聴している 『アジア・ギタポ』 の数々(各々のリンク先で試聴可能ですヨ)

*1:昨年の拙者の様子 http://d.hatena.ne.jp/cliche/20040418#p1

*2:Quatro WAVE 2階で流れていたのを耳にして、零コンマ何秒でココロは中空、マジでブランニュー爽やかセンセーション、奪われたのよアタシのタマシイ状態、だったのだ

*3:乙女Vo.がメチャクチャかっわいいのです、マジでトロケル2分前 http://f.hatena.ne.jp/cliche/20050130220144