日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

RIVERSIDE がまだ活動してた!


久しぶりに「やしま」のうどんを食べに渋谷に行き、ついでに APPLE CRUMBLE RECORD 行ったら、ぬなんと大好きなネオアコバンド「RIVERSIDE」の新譜が売っていて、歓喜のあまり腰が抜けそうになった。そして、家に帰って、ワクワクしながらCDをトレイにセットし、1曲目のギターのアルペジオが鳴り出した瞬間に、なんだかココロと風景が90年代前半に一気にタイムスリップしたかのような感覚というか、なんだか懐かしさと安らぎと満足感が静かにココロを満たしてゆく感じで、そのまま最後の曲まで静かに悦びに浸っていた。いわゆる「○○風の音」的な及第点なフォロワーバンドの音では満足できなかったフラストレーションが、僕のココロから静かに消えて行くのを感じる。やはり本物は素晴らしい、嗚呼これがネオアコってやつなんだ、と。

RIVERSIDE / TASTE

RIVERSIDEは、音的には同時代のトラキャンと比較されることの多い米国のバンドで、92年に隠れた名作の1st「ONE」*1リリース後、音沙汰がなく消滅したと思っていたのだけど、どうやらまだ活動していて、ぬなんと公式サイト*2 *3もいつの間にか立ち上がっていて、今年はツアーもやっているみたい。ちなみに、このアルバムは94年に2ndとして録音され、その後お蔵入りになってた音源が、2002年に発売されたものらしい。

嗚呼しかし、こんなに素晴らしい邂逅と至福の瞬間があればこそ、死ぬまでレコ屋に通い続けるのだろう僕はきっと、などと感慨に浸りつつ、レコとCDの山を愛しく見つめるのであった。
 

*1:過去の言及はコチラ http://d.hatena.ne.jp/cliche/20040919#p1

*2:公式サイト http://www.riversidetaste.com/ 試聴可能

*3:ファンサイト http://www.shatteredmind.com/riverside/