日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

ウンコ垂れな気分のときは、ウンコ垂れに従う


突然ですが「郷に入れば郷に従え」なのです。っていうか「ウンコ垂れな気分のときは、ウンコ垂れに従え」なのです。もう気分は最低最悪、あまりにローギア具合が著しいためか諸価値が転覆脱線大貧民、路上の特大ウンコが大金に、我が財布の中にはウサギのウンコが入っているように見えます。

という訳で、こんな時には我が青春の一本とも言うべき CLASH の主演映画「ルード・ボーイ [DVD]」を見るのです。で、この映画ですが、冒頭のシーンで、退屈を具象化したかのような団地の風景(無音)で、駄目主人公が団地の階段の踊り場から「お偉いさんのパレード」に群がる人々を退屈そうに眺め、ペッと唾吐くとこで音が入る瞬間からもうクソ最高なのです。

そして、ジョー・ストラマー最高だぜ!とそのライブ映像に熱くなる一方で、1978年の不況の真っ只中の最低な状況のロンドンで、失業手当を頼りに常にビール片手にゲロまみれで彷徨う者、どうにもならない閉塞感と無目的な幻滅具合を自慰的に政治運動へと昇華する者、とにかくまるで肥溜めの中にドップリ漬かって絶命するかの如く「どうにもならない状況下」で燻る若者達のドキュメンタリーでもあるのです。だからこそなのか、かような状況下のロンドンで、何故彼らがジャマイカミュージックへ傾倒していったのか、この映画を見ると何だかその理由が解るような気がする、のです。


最後にオマケに「題名にウンコが混じったナイスTUNE」を集積した、お手製のiMIX爆弾をお見舞いするぜ、ハイルうんこー
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPublishedPlaylist?id=449638


【蛇足】

ウンコの歌で思いだしたのが 「ぐにゃ ツーン はにゃ ミミーン ソールにねっちょり あーシット」 チェンジ>ネガポジ逆転 「ぐにゃ ツーン はにゃ いいーっ ソールにねっちょり ウンのつき」 で有名なスチャダラの「ついてる男」だぜ、ハイルうんこー。

でも話題のiTMSには、何故だかこの曲いません余。って、麩が麩が捥ぐ捥ぐ OHうんこ!このコロはソニから出てたン余。だなってだなって、まったくもってノ OHうんこ!