BMX Bandits live @ O-Nest
昨晩は、12年ぶりの来日となるBMX Banditsのライブ*1を、無理やり相方を拉致(嘘)して見に行った、そんなボクだったのでした。んが、これがモウとにかく、なんだか本当に久しぶりに「会場が和やかでフレンドリーな空気に包まれている」そんな光景を体験した感じで「とてもニコニコと嬉しかった」そんなライブだったのです*2。しかも会場には、1stの頃からのファンではと思われる年齢層の方々がかなり多く、横ノリ/フラフラでみなさんニコニコ満足げに非殺伐オーラを発しておりました。
音の方はといえば、ダグラスのホワホワと柔らかくも、どこかヒネクレタ人間特有の寂しさをまとったその歌声とメロディが紡ぎ出すのは、強制的な注目喚起とかナンダトカとは真逆にあるような、そんなハニカんだような親しみやすさに溢れる素晴らしい空気感、なのでした。
しかも、今回のアルバムからはヌなんと「パールフィッシャーズ」のデヴィッド・スコットがメンバーに参加していて、ライブでも数々の名曲を披露していて、一粒で二度美味しいどころの騒ぎではない有様、なのでした。
たぶん、こんなホクホク/ホワホワしたライブには、そうありつけるものではない、だろうなとライブ後の感慨にふけりつつ、会場出口付近の殺伐オーラを眺めやる、そんな36歳なのでありました。
*1:http://www.office-glasgow.com/bmx/bmx_live_2006.html
*2:今週は忙しいので、ひとまず忘れないうちに10分程で備忘録がてら、書きなぐり