日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

U.Kサイケでトロトロになる春


先の日曜日に、高円寺の中古CD屋で購入した 「The Best Of & The Rest Of British Psychedelia」 なのですが、これがもう春のヘロヘロでモワモワとした気分にドンぴしゃり、で目下エンドレス再生中なのであります。そんでもって、このアルバムなのですが、詰め込みギシギシなオムニバスとして、60年代の英国ポップサイケが14曲も収録されていて、しかもどれも平均よりも高いクオリティのドリーミーでマジカルなチューンばかりで、本当に満足&ホクホクだったのですが、特に Angel PavementCliff WadeOrange BicyclePussy あたりが非常にツボだったのです。

サイケというと、とかく米国のクルパー鬼畜系とか、暴発爆音ガレージな按配に流れがちなのですが、ボクはわりと英国サイケのポップでマジカルでセセコマシイ曲展開が、大好きだったりします。特に、1st以前の Pink Floyd *1 とか、 Tomorrow *2 とか、本当にヒネクレポップの始祖というか、もう「マッチョ死ね死ね」って感じでもうギューって抱きしめたくなる音なんですよね。

なんだかエラク脱線していましましたが、上述の Angel Pavement がモノスゴクよかったので、思わず興奮してキャーキャー騒ぎ立ててみたくなった次第、なのでありました。

*1:Apple and Oranges とか See Emily Play とかシド・バレット天才節が炸裂で素晴らしいです余

*2:My White Bicycle のテープ逆回転とSteve Howeの摩訶不思議なカクカクしたギターは最高です余