日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

UK、UK と騒いでいたら


昨晩 UK、UK と騒いでいたら、今朝方急に UK の1st が聴きたくなり、UK を聴いていたら、これまた急に Starless and bible black が聴きたくなった、そんな単純なボクなのであります。

しかして、1曲目の Great deceiver の変拍子>轟音ギター+Wetton師匠の渋い歌声とベースラインに惚れ惚れしていたら、狂気のエンドレスカッティングの末に雪崩れ込む2曲目 Lament でも>再びWetton師匠の歌声に呆け呆けしていたら、3曲目 We'll let you know で世界はどんどん漆黒の闇に包まれてゆき、4曲目の Night watch で微睡んでいたら、ふと気が付くと5曲目 Trio では雅楽のような春の桃源郷的世界が展望しつつホクホクしていたら、アルミ箔を奥歯で噛んだかのような感覚に溢れた6曲目 Mincer で急の寒さに震えつつ、7曲目からはインプロライブ録音の魔族の世界>もはや漆黒こそが吾が墓碑銘てナ感じで突き進む Starless and bible black で意識を失い、そのままブラックホールに吸い込まれ漆黒の闇で極大重力にグッと耐え忍んでいると>突如小さな裂け目からホワイトホールへ「光と音」が溢れ出すような按配で終局を迎える8曲目のインプロ大作 Fracture で圧倒的な余韻を残し幕を下ろす、このアルバムを聴いていたら、やはり遅刻してしまいました。