id:dedchinko:20060412さんのエントリー経由で「スカウターは技術的には実現できそう云々」という記事を読んだのだけれど、実は既に「人が幸せになるITを――オリンパスの「インスパイア型ユビキタス」」なんてな記事が昨年の秋に出ていたのでした。
果たして、スカウターの醍醐味は各種生物の「戦闘力」を測定して「戦闘力50、ゴミか」と吐き捨てるような台詞を呟いたり、「戦闘力10000だと!スカウターの故障か?」みたいな台詞を嬉々として叫んでみたりすることなんだけど。でも実はスカウターって劇中でも、通信に使えたり(まぁ携帯電話みたいなもんですか)、物体に関する情報解析してくれたり(これは赫々然々なモノでございと辞書的説明)、自分の現在位置や相手の現在位置を表示してくれたり(ハンディGPSみたいなもんですな)、と何でも御座れの便利アイテムで。しかも眼鏡的に軽く装着できるから携行にも便利で、操作もボタン1つでモード切替できるし、あー本当に便利ですわね、奥さんという按配なのです余。
別に戦闘力測定は「バーコードバトラー」みたいな玩具ツールでいいから、とにかくあらゆるモノや生物に「ユビキタスタグ」*1 *2が普及/付属するようになって、スカウターがそれらの情報を読み取って表示してくれるようになったら、楽しいだろうな〜、とか。で、ユビキタスタグは基本的に固体識別子としての「ユビキタスID」を持ってるだけだから、それら事物の属性情報/付帯情報はネットから参照し入手してくることになるだろうから、例えばレコ屋で高速でレコをサクサクしてピッと止めて仔細眺めたら(レコにもユビキタスタグが埋め込み済みとして)、スカウター上にて「試聴」できて、作曲者とかプロデューサーとかのスタッフ情報詳細見れて、当該レコに関するネット上の評価情報や当該レコ購入者の他の購入レコとか、イロイロと見えたりしたら、便利このうえない余ね〜*3
あ、でも戦闘力はケンカする際や、議論する際に参考しないと凹られるから、やっぱりきちんと計測できる方が嬉しいか、とかなんだとか、どうでもいい妄想が空虚に虚空に広がる訳なのでした*4。
*1:参照 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051214/226218/
*2:参照 http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20098203,00.htm
*3:参照 http://www.toshiba.co.jp/rdc/rd/detail_j/0601_01.htm
*4:目下、オフィスの空調が激悪で猛烈に暑くて仕事にならないので、こんな戯言を綴る僕なのでした