日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

ポルトガル勝利〜ウイイレでしか見たことない、あの選手やこの選手が!


4年に一度の季節がやってきました、2006年ワールドカップ開幕です。前回大会では黄金世代最後の挑戦だったにも関わらず「肩透かし」だったポルトガル代表ですが、呑気でサウダージなこの私は懲りず延々粛々とポルトガル代表を応援しますのです。というか、今朝のポルトガル初戦をもって私の中の2006年ワールドカップが動き出した、そう言っても過言ではないのです。


ところで、今日のアンゴラ戦は怪我で欠場のデコに代わってシモン、マニシェに代わってチアゴ、途中出場のウーゴ・ヴィアナと、私にとっては非常に馴染み深いけど、初めてそのプレーを見る選手が出場していて興奮しました。馴染みのくせに「初めて見る」とは不可解なり、という按配かもしれませんが、すいません、これプレステのサッカーゲームウイニングイレブン」で数年来愛用している若手選手達なんです余。

今までは、ブラウン管の中では拙者のコントローラー(プレステ2)越しに軽快にダッシュして、パスして、シュートしてた彼等が、私の操作なしに自動的にプレーしているその様に、もうなんというか「ああ、ようやっと実際にプレーする本人達を見ることができた〜」と目頭が熱くなりました。特にウイイレ上は非常に能力が高いのに、代表では出場機会に恵まれないシモン君は、ここぞとばかりに縦横無尽にグランドの左右に流れてドリブルし掛けてて最高でした。他方で、チアゴ君はボランチ役ということで、少々控えめにプレーしていて、安全策のバックパスがブーイング浴びせられるなど可愛そうな一面もありました。


しかし、やはり特筆ポイントは今日のフィーゴのプレイです余。本当に1点目の起点となるドリブルのスピードといい、全盛期の切れが戻ったというか、いや自らが単独突破するのではなく、周囲の若手を活かすプレーを高速で展開する様が、本当に素晴らしい、と朝の4時からこれまたポルトガル国家を静かに口ずさみたくなりました余。

ということで、頑張れポルトガル、吾がココロの母国ということで、応援を続けてゆきたいと思う次第なのであります。