うぁぁn、中間管理職の悲哀の代弁者であり、また希望の星であった「ブライト・ノア」役の鈴置洋孝さんがお亡くなりになってしまったよ〜
なんていうかなぁ、中間管理職ってのはまるで「砂時計の真ん中の細い箇所」のように、経営と現場に堆積する「エゴ/理屈/悲喜交々」という名の砂を、時間/重力という不可抗力に抗いながら、その蚊細い口から吐いたり吸ったりしているというか、そんな全国数千万のG世代の中間管理職がまず自分とオーバーラップさせる対象、それがブライト艦長だったのです。
いや、本当に、ZZの最終回で「それまで後方に隠れて無策だったのに、戦争が終結した頃にノコノコと現れ無駄口を叩く連邦のお偉方」にジュドーが殴りかかろうとした時、腹立たしいのは判るがココは俺を殴って堪えてくれと、ジュドーに殴られるブライトさん*1には、ホロリ涙+カッコイイと痺れたものでした。
あ、中間管理職的には、太陽の牙ダグラムでのガボール・ザナ中尉役も素晴らしかった。現場(デロイヤ兵)のために上層部(傀儡政権:第八軍)に敢然と反旗を翻し蜂起するその様は、中間管理職が憧れる妄想No.1なのではないでしょうか。
うーん、これから全国数千万のG世代の中間管理職はどこに拠り所を見つけて生きていけばよいのやら、途方に暮れる夏、2006年なのでありました。