なんか最近つくづく思うのは、抽象的な意味で「オサレって、嫌ね」*1ってこと。もう本当に、まじでウザイ(以下略)。だいたい、エクリチュールの無駄遣いの象徴のようなオサレ雑誌に「インタビューとかされること前提」で、日夜自意識過剰に暮らしているに相違ないですぜ奴らはとか睨んでいるのだが、どうだろう(以下略)。
そいや、その昔には無闇に高いレコ買ってレコ袋提げて歩くのが御洒落って時代もあったけど、そのちょっと前にはそした流れの象徴みたいな「フリッパーズ」の二人は「オタク」呼ばわりされてたことも、あったんだよね。バブルでスキーにテニスな時代においては、渋谷ハンターで中古レコを漁るなんて、当時の世間的には「日陰この上ない」訳で、そんなこんなが、数年後には御洒落に分類されちまうなんて、あぁ本当にオサレな皆さんは日々「主義主張」のカイゼン(改竄)に大変なんですねぇ(以下略)。
そいや、昨日どっかで読んだテクストに、ポジパンは耽美で自閉の世界だったのに、「気合だ〜」とかって叫ぶお化粧系バンドが現れた辺りから、日本ではポジパン/ゴスがヤンキー文化に吸収されていったとか、いないとかってのが書いてあった気がするけど、こういうのもヤレヤレというか・・・どっちにしても、俯瞰してみりゃ「恥ずかしさの塊」でしかない訳で、そんなもんに自分の誇りをかけて、カタカタとキーボード叩いてエクリチュール闘争を繰り広げるのも、なんだかねぇというか(以下略)。
そいや、大学1年(89年頃だったか)のときに音楽サークル*2選ぶ時に、NewWave専門の自意識の腐臭が漂うとことか、カビの生えた薀蓄臭いロック専門のとことか、ビートパンクでモテ狙いなとことか、メタルで身も心も脳までもがマッスルなとことか、イロイロあったのだけど、結局ボクが選んだのは、地味〜でバンドとは無縁そうな人達が多い*3とこ、だったのもまぁ今にしてみれば正解だった、のかもしれない。で、結局、当初やりたかった音楽とは真っ逆さまに逆のような「初期ドリフをお手本にしたコミックバンド」に半ば巻き込まれるように参加>オモチャにされるのですが(以下略)
ということで、今日は静かにヘッドフォンで sugar plant を聴き浸るボクなのです。
- アーティスト: Sugar Plant
- 出版社/メーカー: UK.PROJECT
- 発売日: 2003/07/23
- メディア: CD
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