昨年は「違いのわかる珈琲通なダンディさん」を目指し、鋭意鋭角に珈琲道とダンディズムの探求にイソイソと勤しんだボクなのでしたが、結果は、ダンディズムの欠片も身に付けることが出来ずに、平日の午前七時に見知らぬ芝生の上で裸足で目覚めたり、お財布なくしたり、Amazonで何枚も同一のCDを誤って購入したり、安全機構な御髭用カミソリにお肌が惨敗したり、各所でコケる+スネを打ったりと、記憶の反芻と比例してダンディさんとは程遠い吾身の在り様に愕然とする、のでありました。
他方で、珈琲道は進化に次ぐ深化でモハヤ神化でして、新価が臣下に真価を発揮するかの如く、爆走街道まっしぐらな様子なのでありまして、殆ど失敗することなく、希望の味を抽出できるようになりましたのです。お味の秘訣はこんな按配
- 豆の鮮度(購入した焙煎豆は豆のまま冷凍保存が吉)
- セラミックミル(均一に豆を挽けるので味がすっきり)
- 抽出するお湯は適温で(お湯はヤカンから珈琲ポットに移して冷ます)
- 30グラムの豆で300ml抽出(カップは厚口が吉)
これらを守っていれば、そうそう失敗することがないことがヨクわかりましたのです。しかし、ここまで探求してきて、先のテーゼ「珈琲通のダンディさん」が根本的に間違っていたことが、以下の作家の漫画を、同人誌含め愛読するうちに明らかになってまいりました。のぁ〜、珈琲通って「生き方が不器用」という性格をこじらせて「趣味の世界に埋没」してゆく「気の弱い非体育会系男子」の世界観なのではないでぃすか・・・
ということで、今年の「壱年の計」は「珈琲通のマッスルさん」を目指し、弛緩した腹周りを引き締め、スクワットしながら珈琲を淹れるなど「マッスルUP」に勤しみつつ、珈琲道をさらに極めつつ「脱恰幅」を目指したい、と思う次第のボクなのでした。
- 作者: 山川直人
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/05/25
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