昨日のエントリーでは、3/7 エイジアの LIVE について書いてる途中に、昼休みが終了してしまったので、続きをまたもや昼休み残15分で殴り書いてみます。
で、そもそも、なんでクソ忙しいのにこんな戯言をメモ書きしてみたくなったか、といえば。その後4月に入ってから見に行った、コーネリアスとソニックユースのライブが、あまりにもコナレタ音で、なんというかCDで聴いているのと、あまり変わらないサウンドだった、からなのです。
それは、おそらく昨今の「PAと会場の音作りのポイント」が、よりCDに近い「綺麗な音」に纏め上げることに力点がおかれている、からではないかと思うのです。それはユーザニーズに基づくものだと推察されるので、特にコレを否定する気はないのですが、個人的には残念というか…
で、思いっきり暴言すると、誰が演奏しても変わらない音というか、CD流せば良いじゃんか、と言いたくもなるような具合なのですが、音にコダワリのあるアーティストの日米代表格のコーネリアスとソニックユースのライブでコレですから、ホント他は推してハカルべし、という按配なのでしょうか…
そして、かつて不失者やホワイトヘブンやスターズやゆらゆら帝国のライブで、メルツバウやハナタラシのライブで、まさに体全体で感じた、或いは翌日も耳に難が出るぐらいに圧倒的だったフィードバックの突き抜けた音、或いはPA卓が奏でる予定調和の安定秩序を破壊するような、そんな圧倒的で突き抜けるような個性の祭典は、もはや体感不可能なのだろうか、などと考え込んでしまう僕がいたのでした。
そんな、最中に3/7のエイジアのライブでの、スティーブ・ハウの演奏と音色は、久々に体感した唯一無二な圧倒的な音だったのでした(音量や音圧ではなく、音の個性というべきか)。