日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

BlueboyのVo.だった Keith Girdlerさんが・・・


首題の通り、元BlueboyのVo.だった Keith Girdlerさんが三年間の癌との闘病生活の末に、今年の五月に亡くなっていた模様で、昨日知って唖然/呆然としました。「North Marin Drive」をリアルタイムに聴いて、愛でていたネオアコ年長組から遅れて生まれたボクにとっては、Blueboyの「ポップキッスはもうおしまい〜If Wishes Were Horses〜」こそが、愛すべきココロの「North Marin Drive」だったのでした。そして、過去にも書きましたが(id:cliche:20040919)、ヘナヘナで弱弱しそうでいて、何か凛とした芯の強いものを感じさせる彼のボーカルとBlueboyの楽曲こそが、当時の脳味噌マッチョな男コドモが闊歩するバブル模様に対して「死ね死ね」と憎悪を露にしていたボクにとっては、同時期のジョンカニ君ともども文句なしの「青春末期ココロの一枚」だったのでした。

ちなみに、BlueboyはSarahレーベル、ジョンカニ君はLa-Di-Daレーベルで、ともにブライトンで活動していたことも、特記事項。やっぱり、青春というキーワードと「季節外れのブライトンのビーチ:寂寥」は何かボクの中で分かち難く結びついて離れない、のであった(なんて)。ということで、なんともやりきれない気分を抱えつつ今日も仕事に向かうことにしましょうか・・・