新譜100枚聴き倒れ〜第9回 Lulacruza の巻

Lulacruza / do pretty !

世界各地でフィールド・レコーディングされた素材を音響的なフックに用いながら、フォルクローレ＋エレクトロニカな音作りをするアーティスト（コロンビア人女性シンガーとアルゼンチン人サウンド・クリエーターの二人組らしい）の作品なのですが、今ひとつ「深み」や「コク」がたりないというか、何か散漫な印象を与える音盤でした（おそらく歌い手のエゴというか好みで収録されたであろう「ポーティスヘッドみたいな曲」は要らないでしょ、全体の雰囲気からして・・・）。ということで、アルバム中の数曲で見られた、フィールドレコーディング素材と声をメインに、そこに若干のアコースティック楽器で奏でられた音素材を隠し味的に付加/構成したような楽曲が主軸なら、良いのになぁと残念な感じというか（詳細は大洋レコードにて）

ということで、目標達成まで残り91枚