新譜100枚聴き倒れ〜第21回 Chapin Sisters の巻

Lake Bottom Lp

で、こちらは、基本的にはオーソドックスなフィメールフォークなアルバムで、内容的には60〜70年代のナイスなローカルバンドが発掘されました、というコメントが付いていてもおかしくないような楽曲なのですが、録音がやたらとクリアでクリスタルな質感であるところに不思議な印象が漂う一枚なのでありました。こういうタイプの音楽は、柔らかくて、丸い音で聴くことに耳が慣れていたので、ちょっとビックリしたというか。でも、内容的には「まぁ悪くはないけど、かといって図抜けてよいワケでもない」ってレベルで、正直エンジニアとプロデューサに助けられたネ、という感じ。