日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

新譜100枚聴き倒れ〜第45回 Pendulum の巻

In Silico

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第一印象としては、99年〜00年辺りのケミカルやプライマル的なデジロックにプラスして、サウンドガーデン辺りのギターリフ攻勢って感じ。そこに低域と高域が強調されたドラムンベース的な中域を抜いたリズムが加わって、このバンドの個性が形成されているのですが、各種構成音が攻撃型フォーメーション(後ろから2-4-4の超攻撃型みたいな)というかで、結果、CDだと「音が分散するスペース」がなく、各所の音圧が弱い感じでいま一つ燃えないというか(ステレオ2chの限界なのかもしれないけど、もう少しミキシングに工夫があってもよいよなぁ、と思ったり)。やはり、こういう音はライブで爆音を浴びるのが一番なんだろうなぁ、と「君はPendulumを目撃したか? - S-killz to pay the ¥.」を再読して、ますます感じました。


あとギターの音が、「マスター・オブ・パペッツ」ばりに「重く早かったら」最高なのになぁとも思いましたが、それをやるには人力超音圧ベーシストが必要なのではないかと、過去に書いた自分のエントリーを思い返し「クリフ・バートン」に合掌しました。



ということで、目標達成まで残り55枚