日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

新譜100枚聴き倒れ〜第57回 Headhunter の巻

Nomad

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第32回で取り上げた「2562」とシンクロしたような音というか、「ダブステップ」なんてな「括り」では「もう語ることができない」というか、複雑なパンニング処理で配置されたマテリアルが構成する「空間的な拡張作用」に主眼がおかれた、まさしくDAW進化系のひとつのマイルストーンという感じ。こういう同時多発的に世界各地で発生する「新しい音」に出会えるからこそ、新譜集めは止められない、のだなぁと思う次第なのであった(なんとなく、90年代中盤に同時多発した池田亮司Panasonic、pita、noto 辺りを脳裏に浮かべつつ)。