日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

新譜100枚聴き倒れ〜第61回 Those Dancing Days の巻

In Our Space Hero Suits

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のぁ〜、聴き倒れ「残40枚」もあるというのに「もう12月も後半」なのであります。まだ書いてない「ストック」は20枚ぐらいあるけど、残20枚はどうするのだ(自分)・・・ということで、シコシコ&コシコシと一日一枚ペースで書かないとアウトの気配が漂う昨今なのであります。という前置きはさておき、ストックからの一枚目は、緊急来日ライブを観にいった Those Dancing Days なのであります。

で、このアルバムですが、10代ティーンの炸裂する初期衝動(ガレージパンク50%にネオアコ50%)がコボレ落ちる具合に満載で、とびっきりに甘酸っぱくってフレッシュなもんだから、なんとなく「劇画版オバQ」のように「大人になったら、共感していた何かが重ならなくなって、みんなバラバラになって・・・」なんてなセツナイ展開になりそうだなぁ、とか夢想してしまうのです。という訳で、「このアルバム一枚でバンド終了しちゃう、かもね・・・」とか余計な不安を抱いてしまうのだけど、しかしながら、随所に盛り込まれた「ヒネクレたアレンジ」が「大人が上手にプロデュース」という感じを漂わせているので、案外2〜3枚は「ノせられて/操られて」続くのでは、なんてこと考えてしまったのであります。