日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

新譜100枚聴き倒れ〜第87回 Fuck Buttons の巻

Street Horrrsing

Street Horrrsing

あと、個人的なアンテナにひっかかった今年の音っぽいところでは、Gang Gang Dance あたりの何とも形容し難い(外資大型CD屋では「トライバル」とか「サイケ」とか形容されてたけど)サウンドも印象的ではありました。が、相変わらずソレラの音を表現するための「コトバ」を獲得していないというか、きちんと「受容」できていないのですが・・・

他にはディスコ・パンクとかってな80年代ニューウェーブの再構築的な音も、どうしても「根っ子」がその時代の空気を吸ってた人間なので、気になって買っていましたが、購入した中で何枚がCD棚整理による売却セレクションを勝ち抜けるか、微妙なディスクが実は結構あります(そりゃ、どう逆立ちしても Gang of Four には敵わない門)。こういう類いの「ボクたち新しい音なんです余」ってポーズが先行するバンドの音は、突き抜けた下世話さがないと、歴史の風雪を乗り越えられないの余ね(あ、疲れてきたので毒舌がスルスルと)・・・