日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

新譜100枚聴き倒れ〜第77回 No Kids の巻

Come Into My House

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で、再び「録音物」としての音楽は、特に新譜の行く末は「真っ暗けっけ」なのか、というと「そうでも無い」ように思える(再び)。というか、どうせマニアしか買わないのであるならば、単価上げて、利益率上げる方向で行けばよいのでは、とか思ってしまったりもする。

どうせライトな音楽ファンなんて、例えば90年代でいえば「カラオケのレパートリーを増やすため」にレンタルCD屋に通ったり、ちょろっとシングルCD(今は亡き短冊)を買うような人たちなんだから、一種のバブルでしかなかった訳で、そんなセグメントを呼び戻そうと単価下げて安売りしたり、デジタル配信で「単価下げて量をさばく」ことに躍起になってみても、ねぇというか。

あ、だからといってマニア向けと称して「変形ジャケ」とか「豪華ボックス(業火とも言う)」とかは止めて欲しい。そんなの本当の音楽マニアには不要というか、溢れんばかりに音盤を詰め込まれ悲鳴を上げる収納スペース運用の妨げになるばかりで、どうにも困り果てる代物でしかない、のだから(規定外の大きさの紙ジャケも収納に困るから止めレ)。そんなグリコのおまけみたいなのは要りません(キッパリ)。