新譜聴き倒れ伍拾:第39回 PEQUENO CIDADAO の巻
キッズ・コーラスが随所に(というかかなり前面/全面に)ちりばめられたブラジル生まれの「ごった煮」プロジェクト。非常に「とっ散らかった感じ」で、一点に収まらない感じが、まさに子供達がハイテンションに「ハシャいで遊んだあとのリビング」のような音盤です。ところで、その「定まらなさ」を心地よく感じられないのは「ボクが偏執狂に一点収斂具合が著しいオッサンだから」なのでしょかね…あ、ちなみに、個々の曲を個別に切り出して聴いたとしたら、それぞれのクオリティはそれなりに高いのでは、とは思います。