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日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

連休に向けての読書〜ラストモダンを考えるために

スマートグリッド (電気新聞ブックス―エネルギー新書)

スマートグリッド (電気新聞ブックス―エネルギー新書)

既にほぼ読了だが、今後の個の行動を制御/支援するインフラのあり方を考えるうえで、電力供給/制御の現状と今後を勉強してみようかと読み始めた解説書。
電力は大規模な蓄電ができないため「需要に即したリアルタイム/ジャストインタイムな供給」が必要とされること、そのため供給不足は勿論だが「余剰電力の発生は電力供給ネットワークの周波数に変調をきたし、末端の電気機器に支障をきたす」ためあってはならないこと、気象状況に左右され発電量のコントロールができない風力や太陽光等の再生可能エネルギーを既存の電力供給ネットワークに組み込むことが簡単ではないこと(=日本では、ベース供給量を確保するために原発をフル稼働させ、需要変動要素に対応するために火力発電等を随時稼働率を変更させ対応しているが、この既存の供給制御系に供給量をコントロールできない再生可能エネルギーを組み込むのは困難であり、そこからスマートグリッドの議論が日本では発生している)等なにも理解せずに「ロケンロ〜ル」と脳ミソ空っぽで極論してよいものではないことを改めて理解した。


意識 (〈1冊でわかる〉シリーズ)

意識 (〈1冊でわかる〉シリーズ)

次に、近代の「個」が拠り所とした「意識」とは何なのかを、近年の脳科学/認知科学の成果を踏まえて「改めて問い直す」という本書を読んでみようかと。著者は「ミーム・マシーンとしての私」等の著作があるスーザン・ブラックモア。

シミュラークルとシミュレーション (叢書・ウニベルシタス)

シミュラークルとシミュレーション (叢書・ウニベルシタス)

次に、ポストモダンな記号消費社会に対する振り返りとして、まだ読んでいなかったこの本を読みながら「情報空間と現実空間」のシームレス化/オーバーレイ化が進む現状について、考えてみようかと。