日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

緊急提言:迷走するユニクロ Tシャツ にモノ申す

パーマネント・バケーション [Blu-ray]

先週末、近所のユニクロにTシャツを買いに行った時のこと。

Tシャツコーナーを見ると、なにやらブルーノートTシャツジャームッシュTシャツが在庫過剰で「990円」で叩き売りされている、ではないですか。ほほぅ、と後者を手にとってみたところ、相方より「恥ずかしいから止めてくれ」てな煮え切らない駄目だしを烈火の如く浴びせられ「そ、そうすか…」とスゴスゴと棚に戻したのでした。

そ、そういえばブルーノートTシャツも、同僚のジャズMENが「『サムシン・エルス』などのTシャツを着た若者や同僚を見かけても、動揺したり意味もなく恥ずかしい気持ちになったりすることがないよう、心に留めておきたい」的なことを綴っていたナと思い出した、同僚想いのナイスMENなボクなのであった。


ってか「ユニクロ」駄目じゃんかマーティ・フリードマンもしくはdoyさん口調)。

狙っていた、映画ファン、ジャズファンからは「小っ恥ずかしい」というダメ出汁の烙印を押され、オサレのツモリがどこにも刺さらず売れ残り、990円という微妙価格でたたき売られる在庫たち。オジサンは痛く哀しい気持ちになったですよ。これで、禿げ散らかしたオッサンが、意味もわからず奥さんがバーゲン品として購入した「Permanent Vacation」とかってTシャツを着こなして、iichiko片手に赤ら顔で鼻ほじ散らかしたら、そりゃココロある映画ファンは誰もがミンナ赤面する他ないわよねぇ(ちなみに、ボクは禿げてません、念のため)。

ということで、ここからが本題です(今までの駄文は、本題とは関係ないどうでもいい話)。そんな訳で、迷走するユニクロ Tシャツに企画MENなこのボクが、ナイスなアイデアを注入してあげましょう(無料です。ソーシャルって素晴らしいですねぇ>バーカ)。


ということで、提案【カタカナTシャツ】なのであります。

アイウエオの50音が胸部に「一音だけプリント」されたTシャツで、フォントは当然ながらの「モリサワ」仕様。なのだからして、それはもうオシャレ気分でロケンロー。独りで歩いている時は「ウ」とかって意味不明でも、三人揃えば「ウ」「ン」「コ」と、ギニュー特戦隊よろしく「スペシャル・ファイテング・ポーズ」が決められます。カップルで、家族で、或いは「気のおけない仲間たち」と、50音をナイスに組み合わせて、素敵なメッセージを誇示するもよし、ソーシャル&シュプレヒコールに、見知らぬ他人が結集して「アンチソーシャル」な呪い文句を誇示するもよし、妄想は留めなく広がります。ちなみに、背中には別の文字がこれまた「一音だけプリント」されているので、表は「ス」「テ」「キ」で、裏は「ウ」「ン」「コ」なんて荒業も組み合わせによっては自由自在。ソーシャルな繋がりを求めてヒトビトは何枚もこのTシャツを購入、道行く誰かと、自由自在に言葉を紡ぎ、紡がれるのであります。

というか、普通にカッコイイと思うので、キューピーとか赤いきつねとか、東急ハンズの「バラエティコーナー」みたいな罰ゲームTシャツつくる暇があったら、コレ作ってください>ユニクロのヒト!


次点【アンジェラ・アキの数字Tシャツ】*1