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日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

鉄道博物館で鉄道歴史年表とC55形(流線形)に魅せられた

memory

突然ですが、今更ながらに「鉄道博物館」に有給休暇とって行って来ましたの金曜日、如何お過ごしでしょうか(イマ、日曜日)。と、冒頭から意味不明ですが、以下、早口で要約すると「この鉄道博物館、伝え聞く人気ぶりから、日祝日はヒト、特にガキさん達が多そうで、走りまわり泣き叫ぶガキさん達の阿鼻叫喚模様を想像しただけで、グッタリ&ウンザリしてたので、ホントはかなり行きたかったけど、実に4年以上の様子見期間を設けていたボクなのですが、ちょうど金曜日に有給休暇とれたので、鉄道博物館のことは1mmも思い出さぬままに突如思い立って加須にウドンを食べに行ってみたものの、西武線沿線で食してきた武蔵野うどん達と比べると期待していた程でもなく、さてこの後どうしよかと途方に暮れていた時に、あ、ココから大宮までスグじゃんか、そしたら平日だし鉄道博物館に行こう!」と相成って、ようやく訪問することができたのでした(って前書きで既に疲れた…)

で、まぁ初訪問の鉄道博物館ですが、「三丁目夕日症候群」って訳でもないボクなので、昔懐かしい的な「昭和な特急や新幹線」の実物車両には目もくれず、イマまで間近で見たことがなかった「電気機関車達や貨物車両(冷蔵貨車:レムフ10000形式貨車とか)」をじっとり眺めていたのです。が、そのような感じで立ち止まって車両を眺めていると、縦横無尽に「脇目まっしぐらに疾走し、突っ込んでくる」ガキさん達の横暴ぶりにホトホト嫌気がさして、待避&退避で2Fに逃げこむことに相成ったのでした。

で、そこで目に入ってきたのが「施設西側の壁に延々と展開される、全長75mにおよぶ壁面を利用した鉄道歴史年表」なるものでして、そのドーンと膨大なボリューム感に思わず魅せられてしまったのでした。いや、たぶんココ来たらまずコレ見てから、実物の車両を見て回った方が多分楽しいンじゃないかと思う程なのですが、そこで一番興味を惹かれたのが、以下の写真に示す「C55形蒸気機関車(流線形モデル)」だったのです。

たぶんこの車両が流線形なのは、マリネッティの未来派が誇示した「速度への賛美の流れ」を汲んでいるンじゃないかと思うのですが、しかしいざ運用の現場では、空気抵抗を減らす目的で設計されたにも関わらず、当時の運行速度(100km前後)ではさしたる空気抵抗を減らす効果もなく、また多分に喧伝の企図もあったであろう先進的なルックスを構成する要素である「各部を覆うカバーだらけのデザイン」が整備や運用に難アリのため、結局のところ流線形を形成するために装備されたソレらのカバー類をすべて剥がされて運用され…と、なんだか非常にセツナイこの車両の詳細はWikipediaの「国鉄C55形蒸気機関車」に詳述されているので、ソチラを参照頂ければなのです*1

まぁこのセツナイ車両から「運用を考えないデザインは云々」とか「企画やコンセプトだけ頭でっかちに先走っても云々」とかのアリガチナ教訓みたいなコトを引き出したい訳ではなく、あまりにも美しいそのデザインが、結局は無残に剥ぎ取られて運用され、そして未来派な喧伝目的とは無関係となった「その剥き出し姿のまま」でもしっかり戦後も現役だったのに、最後には保存用にと手配されていた唯一の車両が「不手際により1975年2月1日に解体されて消滅」するという、なんとも「エピソードらしいエピソード」が非常にグッとくるというか、なんです余…

あ、このC55流線形については、こちらの記事に貴重な写真や解説がイロイロと!

*1: 併せて「国鉄C53形蒸気機関車 流線型化改造」の項も参照されたし