日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

2021年の音盤を2枚だけ選ぶなら…

という二枚になるのだけど、実はどちらも「盤を入手できていない」というのが今年らしいというか…

前者の Lee Ranaldo「In Virus Times」は、Bandcampで販売されていた限定アナログを買いそびれたこともあるのだけど、なんだか最近のアナログ盤て「5000円台が通常価格」になりつつあって、さすがに躊躇してしまう。

後者の Caetano Veloso 「Meu Coco」は、来月にようやくCDとしてリリースされるのだけど、そもそもが AppleMusic でハイレゾ配信されているので、音質は配信の方が上というややこしさ…

ところで…

配信経由で気に入った新譜は「なるべくアナログ盤で購入」という自分ルールを運用しているものの、枚数限定具合だったり/価格帯起因でそれを徹底するのは案外難しくて、買い逃した盤はかなりの数になってしまった…

欲しかったのに「買い逃した」のは、このあたり…

そして、お気に入りの新譜だったのに「配信のみ」だったのは、このあたり…

いつのまにか「配信から消えてしまう心配」から、相変わらず音盤を買い漁っているものの、ロスレスハイレゾ配信が当たり前になった2021年を経て、この先「新譜流通」はどうなってゆくのだろうかと思案しつつ、今年も年越しすることに…

蛇足:2021年の10枚