日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今日の戦利品

  1. 小坂忠 「モーニング」 ※静かな夜にリラックスしながら聴き入れる、少しビターだけど、とてもメロウでジェントルな一枚(名盤)
  2. 細野晴臣HOSONO HOUSE」 ※20歳頃はピンとこなかったけど、様々な音楽を聴き続けた最近、その良さが本当に解った(名盤中の名盤)
  3. 新川忠 「sweet hereafter」 ※ジャズもボサも完全に自らの内側で熟成・昇華されたからこその緩やかなメロウネス。あぁなんて素晴らしい音楽なんだろう(名盤)
  4. Stanley Cowell 「MUSA」 ※STRATA-EAST Spiritualと現代音楽的な硬さが共存するソロピアノ好盤(6曲目が最高)
  5. Charles Rouse 「two is one」 ※STRATA-EAST 少々サイケ風味でウネルベースがカッコイイ
  6. The Dinning Sisters 「Girls Harmony,Acoustic Swing」 ※40年代米国GIRL'Sスイング名盤。オオラカなその雰囲気で幸せな気分にドップリ浸れる


今日入手した小坂忠細野晴臣、新川忠の3枚は、本当にイイ音楽は何かと問われたら「例えば・・・」と紹介したくなる程の名盤で、何れも「退屈を楽しめるぐらいなユトリ」に基づく成熟した音楽だと思うのであった。そして、ブラジル風味等を賢しく引用した安っぽい刺激塗れな「似非オシャレ系音楽」とは本質的に異なる音楽なんだと思うのであった。