日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今日の戦利品

冬休み中にamazonで注文していた下記のCDが届く。

  1. Kevin Tihista's Red Terror 「judo」 ※ここで絶賛したSSWの3枚目。中途半端なエレクトロ導入具合が散漫な感じだが、なんとなくサニーデイのLove Album と同じニオイを感じるので、以外とスルメ盤かも(3曲目は名曲)
  2. Kevin Tihista's Red Terror 「don't breath a word」 ※同じく2枚目。ミニアルバムの雰囲気を踏襲し(収録曲も重複)、膨らませた感じで、エリオット・スミスに近い質感の名盤
  3. Bronski Beat 「Age of Consent」 ※突然 I feel love が聴きたくなったので、購入した84年のエレポップ名盤(ダンサブルに弾むぶっといアナログシンセ+Jazz、ファンク風味+英国的な冷たい音具合が最高)


併せて注文していた、下記の小説(洋書)も届く。

  1. Magnus Mills 「three to see the king」 ※広大な赤い平原の真ん中に、窓も無い「ブリキの家」を建てて独り暮らす男が主人公
  2. Richard Brautigan 「The hawkline monster」 ※他2篇収録 ダメ人間小説の極北「バビロンを夢見て」は名作!
  3. Richard Brautigan 「Revenge of the lawn」 ※他数十篇収録 「芝生の復讐」は鱒釣りや東京モンタナ同様、1〜2頁の超短編

マグナス・ミルズは、翻訳が待ち切れずに原書購入。ブローティガンは、「芝生の復讐」「ホークライン家の怪物」が古本屋で探してても一向にみつからないので、諦めて原書を購入 (晶文社は何故に復刊してくれないのかなぁ、確実に売れると思うのだけど・・・)。
そして、これらの書物を手に取りながら、今年はゆっくりと原書で読む余裕(含む精神的なソレ)があるといいな、と思いつつ、まだ読みきれていないまま、翻訳本が出てしまった原書の幾つかを哀しく眺める・・・(例えば、ソウンダーズの「パストラリア」など)