日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

最近の戦利品

旅行前に購入したCDについて記録するのを忘れていたので、以下にまとめて記載。ここ8日間、旅行のため全く音楽を聴いていなかったこともあり、ちょっと今現在の気分とは相違ありなのだが、ひとまず記録 (ブツとしては UK New Wave 再発シリーズが中心)。しかしながら、旅行開けに最初に聴きたくなった曲が大貫妙子の「色彩都市」だったのは何故なのだろう?・・・

  1. The Psychedelic Furs  「The Psychedelic Furs」 ※80年英国ネオサイケ名盤(買い直し)。基本的にはVU直系の音だが、サックスが入っているのがSpacemen 3 同様にサイケ感の増幅に成功。
  2. The Selecter 「Too Much Pressure」 ※80年英国ネオスカ好盤。基本的にダル成分控えめで、ハネハネ系のアッパー&ハッピー方向な音。Vo.が女性というのがなんとなくブレイク後の Dry & Heavy を彷彿とさせる具合で、今聴いても新鮮な一枚。
  3. Heaven 17 「Penthouse and Pavement」 ※81年英国エレポップバンド1st、ハネハネファンキーベースやナイル・ロジャースみたいなギターが絡むリズムパターンとか、女性コーラスが重なる感じが楽しげだけど、全体に音が細く、リズム音源のアタックがひ弱な感じなのが残念。
  4. Gang of Four 「entertainment」 ※言わずもがなの英国パンク名盤(買い直し)。よく聴いてたのは20歳の頃だけど、ザクザクと硬質なギターとベースの音が今聴いてもかっこいい。基本的にあんまり疾走感がないので、アドレナリン系は控えめだけど Television 同様、静かだけど高温で青く燃える感じが最高(確かにNirvanaへの影響は大だなぁ)。
  5. ALZO 「Takin' so long」 ※幻の2ndソロアルバムの再発。基本的に1stと同じ路線で、和める&安心して聴ける米国SSW名盤(ボブ・ドロウならではの洒脱なジャズ的隠し味も効いている)。
  6. Samantha Jones 「A girl named sam」 ※70年英国フィメールシンガーもの名盤。米国ソフトロック的というかガールグループ的な豪華なコーラス+オケによる流麗なアレンジに、これまた米国ガールグループ系の夢見るようなボーカルがうまく馴染んだドリーミーな一枚(フルートが絡んだりすると、とたんに英国的牧歌田園風情になり和める)。
  7. SakeRock 「慰安旅行」 ※今話題(?)のオールドタイミーだけど、エキゾで、しかもダンサブルだったりもするインストグループのフルアルバム。Pacific231(蓮実重臣)とか、リトル・クリーチャーズとかの後継者(しかもユーモア20%増量)ともいうべき恐るべき新人。