日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今日の一枚


Spectrum / Refractions: Thru the Rhythms Of Time 1989 - 1997


ソニック師匠*1、先日のライブ盤*2に引き続き、またまた日本のファンに向けてステキなプレゼントをくださいました。今度はぬなんと、もはや廃盤の Silvertone Record 時代の音源含む SPECTRUM のベスト*3でござります。あぁ、師匠ありがとうございます、ありがとうございます(平身低頭&床面に額スリスリ、あぁそして、見上げたもんだヨ屋根屋の褌)

で、日本のファンにのみ、師匠自らのコメントが付属しているのですが、ぬなんとそこには、来年新作発表、そして Silvertone Record 時代の貴重盤再発という驚くべき事実が告知されておりまする(ぬあぁ、ビクトリーム*4立つ)。

また、ここに記載されております師匠のお言葉 『音楽をやることによって、ドラッグをやらずに、愛することもせずに、自殺だってしないで、その<フィーリング>を経験することができるんだ。そして反復はドラッグを使わずに意識のレヴェルを変える、もっとも適切な手段なんだよ』 には、もはや絶賛を通り過ぎて、賞賛のあまり目頭が熱くなります。

また、師匠は最近コレマタ当方が駄目人間的な「シンパシー」を強く感じております 元 Galaxie500、現 LUNA のディーン・ウェアハム*5と交流があると言うではないですか*6

ますます来日公演をば(Q太郎)、実現して欲しいと切に願う次第でございます


【追記7/26】

って、肝心の音のこと何も書いてない、スね↑。。。ということで、追記致しますと、さすが師匠が自らセレクトしただけあって、本当に名曲揃いです。しかも(ココが肝要)、一般受けして売上好調なSpiritualized *7の成功を意識してか、収録曲は基本的に分かり易い「歌モノ」だけなんですよ。

そこの Spiritualized 好きだけど、Spectrum はなぁ、なんて思ってる貴方、騙されたと思って、買って買ってビデオ買ってヨ、ねぇ*8。ジェイソンの作る曲のような「雄々しき神々しさ」とは方向性はちょっと違うけど、うつむき加減で「はにかみ」つつ、自分を宇宙人呼ばわりしつつも、「内向の果ての果ての深層へと到達したが故に、集合的無意識というかなんというかな具合で、意識が外に大きく開かれた禅僧」のような優しさに溢れた師匠の音楽は本当に素晴らしいですよ*9


まずは、ココをクリックざます ASIN:B0002LQHKE
もしくはコチラでもOKざます  http://www.diskunion.co.jp/s_sale/rock/051.html
 

*1:師匠:1965年11月生まれ、拙僧:1969年11月生まれ

*2:Spectrum / Live Chronicles Vol 1 & 2 Tokyo Editionのこと。ちなみにジャケのオプアートはコレが起源 ASIN:048623553X

*3:所有してるものが大半なんて野暮なことはいいっこなしざまス、だって2nd所有してる人間がこの世に何人いるか考えると、もうそりだけで感謝感謝の男泣き

*4:金色のガッシュベル」に登場の強烈キャラ : 声はぬぉお「若本規夫」なのだ id:mesmerizing:20040620

*5:見た目はポール・オースターやサミー・フレイ似の美男子なんだけど、なんとも言えず駄目なのです。ホント「はなればなれに」のサミー・フレイの役柄に近いキャラというか

*6:ちなみにこちらの作品は師匠もミックスで参加也 ASIN:B0000D1FL9

*7:Spacemen3時代のソニック師匠の相方であるジェイソンによるゴスペル+サイケバンド

*8:言うまでもなくカステラのアノ曲

*9:このCDの売上好調>来日公演実現という流れを期待してトニカク扇動でス