2006-05-15 日々はループに退落し 引越後、所用で二日振りに下北に足を運ぶも、馴れ親しんでいた何もかもが、毎日上り下りした坂までもが、一様に「よそよそしく」感じられ当惑する。なんというか、移ろいゆく日常はループで隠蔽され、僕は次の土地での新たなループにそれとなく身をまかせ、少しづつ損なわれてゆく己の有限性から目を逸らす。そんな類の「リアル」を突き付けられただけ、なんだろけど、なんだかちょっと物悲しい。という感覚も一瞬先にはループの狭間に消え行きそうだったから、ちょっとおセンチなこと書いてみた。