日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

新譜100枚聴き倒れ〜第53回 Chris Garneau の巻

Music For Tourists

Music For Tourists

このアルバムを手にした契機は、ひょんなことで YouTube で見つけた下記のエリオット・スミスのカバーを聴いて「あぁ、よい声だなぁ」と思った、からなのでした。が、上記のアルバムを聴いた感想は「非常に残念」というか、「アレンジ過剰/プロデュース過剰」で「声のよさが活きてない」なぁというモノでした。この人は、「歌声とピアノ」に絞って、声を活かすための「空気感と余白と音質」に徹底的にコダワッタ方が絶対に良いのになぁと思うのです。なんかもう近年のマーキュリー・レブとかフレーミング・リップスみたいな「過剰演出」はこの人には不要なので、JANDEK や Palace Brothers のような宅録アプローチを、48bit/96khzで徹底的に演奏と録音にこだわって、やって欲しいなぁと「無念」に思った訳なのです。

上記カバー原曲のエリオット・スミス本人のように

ということで、目標達成まであと残り47枚・・・