日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

指令04:Paco de Lucia / 幻想 の巻

こんにちわ「相方にブログを書かせて、はてな市民に戻ろう」のお時間です。いや、もう油断していたら、あっという間に一ヶ月が経過して、あと数日で「はてな市民権」が剥奪されそうなので、大慌てでの更新です。そんな訳で、今回取り上げるのは、フラメンコギター界のグレン・グールド(?)、若かりし頃のパコ・デ・ルシアが1969年に発表した作品「幻想」です。


【このアルバムを聴いた相方の感想】
パコ・デ・ルシア」という呪文のような名前は、「フラメンコギター」の人という知識で捉えたことしかなかった。滑らかにステップ踏むように爪弾かれるギターの音色がすごい。アルバムタイトルは「幻想」だけど、これまで私が「幻想」という言葉でイメージしていたのは、主に4ADなどのUKミュージシャンによる「夜の闇に漂う霧と憂い」っといったもので、それとはまるで異なる印象がある。「乾いた空気、白い光」が浮かぶのはスペインという土地柄のせいだろうか。

【相方の感想への依頼主のツッコミ】
幻想に付随するイメージがギターロック枠から拡がったようで、よかったよかった。というか、この作品そんなに「幻想」なのかぁ?邦題に引っ張られた「手抜き」としか思えませんな、というのは嘘です(相方の様子を伺いながら、ビクビクとキータイプ>あ、ギャー、すいませんすいません)