日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今日の一枚:久々の3000円以上レコード 邂逅編


New Moon Swing Band 「Sunny Side Of The Street」


この手のジャケは僕の中で外しがない*1、というセオリーがあり、下北のサボテンレコードでこいつを手にした瞬間、速攻でレジに直行し試聴、瞬時にセオリーに勝ち星がまた一つという具合で確信した素晴らしき一枚*2

音的に近いと思ったのが、まず オフェリア・スウィング・バンド*3 や ルウ・ロンドン *4といった、スウィング名人達の名盤。まぁ、バンド名に スウィング・バンド ってなってて、年の頃が1980年と記されていたので、かなりの確度で「そういう音」を期待していたので、本当にドハマリでした。ただし、どちらかというと、ジャイブで踊りたくなる感じというよりは、まるで自宅で楽しいセッションしてるみたいな気取らない和やかさ、というか男女混声ハーモニーでしっとりと小粋に聴かせる曲が多いので、秋の夜長には本当にズバリな名盤です。
最近50円レコとか100円レコ漁りか、アマゾンで関連CDイモ蔓まとめ買いばかりしていたので、3000円以上の中古レコ買うのが本当に久しぶり、なんだけど、やっぱり安レコだけじゃなくて、相応のレコも漁らないと、CDにもならない米国ローカルバンドの隠れた名盤的な音楽と邂逅するのは難しいなぁ、と思う次第。

*1:マイケル・ハーレーとかウイローとか

*2:ジャケ写はうまく撮影できなくて、色が変に。。。

*3:http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=624166&GOODS_SORT_CD=101

*4:http://www.emrecords.net/records/00007.html