2010年の音盤探索模様を振り返る【番外編】
Thomas Dutronc / Comme Un Manouche Sans Guitare 【試聴】【購入】
今年は、何故か急に現代のフランスSSWモノ熱も再興する感じで、こんな気分は「クアトロWAVEが消滅した90年代末」以来な感じなんだけど、お陰さまで00年代のこの分野において、ボクのアンテナが全然キャッチできてなかった「数々の名盤」に巡り会うことができました。上掲の Thomas Dutronc の1st も「そんな一枚」で、フレンチポップで好きなのは、主に男性シンガーだったりする僕にとっては、アルディの息子という肩書きが眩しい彼の作品には、まさに三球三振な塩梅で降参なのでした。ちなみに、彼のミュージック・ビデオも、フランス的な諧謔精神(?)が滲み出る感じで、なかなか面白いです(ちょいと脱線ですが、Jeune, Je Ne Savais Rien のクリップは、もしかすると domotic の I Hate You Forever と同じ監督なのかも?)。
他にも Mathieu Boogaerts の I Love you と Michel 、KYRIE KRISTMANSON の ORIGIN OF STARS や Mansfield TYA の Seules au bout de 23 seconds 辺りもピピっとくる感じだった、ですかね。