日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

今年の壱年の計:中間報告


思えば今年の元旦に立てた壱年の計は「珈琲通なダンディ紳士になる」ことだったのでしたが、もうじき三ヶ月が経過する昨今の中間状況は如何なものなのかといえば、主食:珈琲と副食:パンの開拓は鋭意作戦進行中でして、かなり良質なお店をガシガシ検知しては、ホクホク&ヘロヘロしています。ちなみに先週末と昨日の成果はこんな按配。


まず先週末は、神田伯剌西爾で購入した自家焙煎豆:神田ブレンドを朝一番でハンドミルで挽いてトロトロと抽出するのです。そしたら、コレが我ながら非常に美味で*1、しかも冷めてからのが味が深くなってて思わず目が丸くなりましたのです。んでもって、珈琲堪能したら次はパンでしょと、自宅からタラタラと近所のパン焼き人に散歩でランチ。そしたら、季節モノの「桜あんぱん」があっさり和やか&ほんのり甘美で美味いことこの上なしで、思わず頬が緩んで弛みましたのです。
んでもって、ヌなればさらにパンを探すでしょと、以前から気になっていた松蔭神社付近のフォルトゥーナまでガシガシと散歩するのです。そしたら、ここのパンは特製の甲斐小麦が原料らしくて、「田舎パン」という簡素なパンを食べたのだけど、一口目の爽やかな酸味の後に、噛めば噛むほどにほんのり浮遊系の甘みが御口にマイルドで衝天だったのです。んでもって、ヌなればもっともっとパンを探すでしょと、今度は桜新町の外れに佇む名店ベッカライ ブロートハイムまで、ゴロゴリと散歩するのです。そしたら、ここのパンは少数精鋭&品質重視で、パン職人が視察に集うよなパン職人のお店な按配なのに、街のパン屋としての価格と親しみやすさをバランスさせるというまさに奇跡のようなお店だったのでした。


という按配で、物凄い勢いで摂取で吸収した結果として、戦闘能力ofスカウター計測値は50のゴミレベルから、250のチョビ髭レベルまで5倍に跳ね上がった模様なのですが、併せて体重も増えてしまいそうで、気が気ではありません。ということで、昨日のお休みは副食:パンの摂取を忍耐して、主食:珈琲の摂取で吸収に務めるコトになりましたのでした。


ということで、ビーンズで購入した自家焙煎豆:シティブレンドを朝一番にてハンドミルで挽いてトロトロと抽出するのです。そしたら、コレがまたしても冷めてからのが味が深い按配に再び&思わず目が丸くなりましたのです。んでもって、珈琲堪能したら次は昼食でしょとモナ・レコード寄ってカフェ飯+珈琲啜るのです。そしたら、なんだ朝の一杯のが美味しいじゃんと、少々ベニ天狗茸状態でフンフン鼻歌を歌いだす始末だったのでした。
んでもって、ヌなれば今度は名店の珈琲を味わいつつ、淹れ方のノウハウを盗むでしょと、日暮里からテクテク>吉原界隈&謎のシャッター商店街等の危険地帯をビクビクとカフェ・バッハまで散歩するのです。そしたら、ここの珈琲は割りとアッサリ薄めの日常&普段使いな按配で、一つ穴のドリッパーでお湯を何度も注ぐ按配でかなり多めに抽出していて、成る程こういう世界もあるのだなと、関心&歓心する次第でしたのでした。んでもって、ヌなれば今度は濃厚&トリッピーな珈琲が飲みたくなるでしょと、ダンボールハウスの世界を掻い潜り雷門までヘコヘコ歩いた後に、銀座線でククッと表参道の大坊珈琲店に詣でるのです。そしたら、ネルドリップでチョボチョボ&ジックリに抽出される大坊のブレンドが、何だかいつも以上に濃厚さが濃厚に感じられて、日常使いな珈琲との違いについてフムフムとビターな大人の辛口トークしたくなる按配なのでした。

んでもって、最後に自宅に戻って再び神田ブレンドを淹れて+啜りつつしたその結果として、どうにもまるでカフェインの取りすぎで、なかなかにカナカナで寝付けないボクがいたのでした(呆)。
 

*1:ってソレは僕の淹れ方が巧いのではなく、単に焙煎豆がヨイだけのことなのです>ギャフン