続:最近買った旧譜(コンテンポラリーSSW編)
- アーティスト: Ferraby Lionheart
- 出版社/メーカー: Nettwerk Records
- 発売日: 2007/09/04
- メディア: CD
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なんか、聴き倒れがUK色に染まっていて気味が悪いので、言い訳がてらUS色をまぶしてみたいのです。ということで、今年の前半に入手したUSコンテンポラリーSSW旧譜からベストトラックを並べてみるのです。ちなみに、これはワザワザCDで購入したのですが、ITMSでも余裕で売ってました(愕然)。んで、購入契機は、上掲の Ferraby Lionhear の類似アーティストをLast.fmで辿って、試聴を繰り返す中で気付いた音盤なのでした(ちなみに、Ferraby Lionhear については、昨年の聴き倒れ14回で取り上げています)。
- Luke Temple - Someone, Somwhere
- Marla Hansen - Shuffle Your Feet
- Sparrow House - When I Am Gone
- Will Stratton - Katydid
特に、2曲目は「レアなだけのアシッドフォーク」や「なんちゃってアシッドフォーク」に騙されている方々に激オススメです*1。しかしながら、こんなスバラシイ楽曲/録音を、時空間を越えて増大し続ける膨大な楽曲/録音の中から、こうも労せず見つけられてしまうというのが、まさしく全世界の音楽マニアをネットワーク化してしまうことの、具体的な成果だと思うのだけど、本当にスゴい世の中なんだなぁと、改めて思い知らされる今日この頃なのですた。
それと、こうしてボクがグローバルなネットワークに繋がることで、ボクの内部に構築されている音楽の趣味趣向ネットワークがこのグローバルネットワークに吸収され、例えば Marla Hansen と 朝生愛 というノードが繋がり、ローカルかつ限定的なスモールサークルの内部にしか伝搬しえなかった楽曲/録音が、容易にグローバルなネットワークとハブに接続されるということが起こりうる訳で。なんだか「リゾーム的ですなぁ」とか、わかった風のことを呟いてしまいたくも、なるのでした。
*1:関係ないけど、最近出ていたアシッドフォーク・ガイド本は、オナニー文章の垂れ流しばかりで本当に酷かった