Jarvik Mindstate / Peverelist
昨年の「2562」以降、ダブステップに関してはあまりグッとくる盤がなくて、放置気味だったのだけど、これは久々によかったのです。音響処理が低音よりも音素材/マテリアルのパンニング/配置の妙による「空間拡張系」に重きがおかれているせいか、なんとなくフォーテックを彷彿とさせる感じのインテリジェンスが溢れる一枚になっています。まぁ、個人的に正統ダブステップにはあまり面白みを感じない人間なんで、この作品を「ダブステップ」として聴くという感じではもはやない、のですがツボつかれまくりです(というか、フォーテック・インパクトが音楽的な嗜好性に与えた影響が本当に大きかったんだろうな、と自分を分析してみたり)。
http://www.myspace.com/punchdrunkrecords