日々常套句

2003年からホソボソと「退屈に関する思索」を亀の歩みで行う退屈研究ブログ(自称)です

CD再生専用機というアナクロニズム

10年以上愛用していたパイオニアの25連奏CD再生プレイヤーが「突如ご臨終」してしまった、そんな昨今なのです。あ、ソいえばココ更新すんの1月15日以来だ余。ご無沙汰しております、はてな市民権を剥奪された野良ダイアラー clicheで酢、OH家ー。ということで、失われた市民権を勝ちとるため、ひさし鰤に駄文を垂れ流してみたい、と思います(というか、ツブヤキ小屋に飼い慣らされてしまって、ブログ小屋な文章が全然書けなくなってしまったので、リハビリです…)

さてCDプレイヤーに話を戻しますと、世の中的には「CDというメディア自体の存亡がヒソヒソ」される昨今なのですが、なんというか昨今流行な「ダンガリ〜シャ〜ツ」のようにアナクロな我が家のライブラリの「主力の座」には依然として「CDというメディア」が大量に鎮座しているのです。ンナこともありまして、CDというメディアの道連れで「CD再生専用機」までもが「アナクロ&ヴィンテージな贅沢品の領域」に逝ってしまわれる前に、ココは急ぎ慌てて買い求めておかねばナルまい菜と思い立ち、値段の割に評価が高い「marantz CD-5003」を勢いでポチッと買ってしまいました。

んが、写真をご覧頂ければお判りのように、CD再生専用機を格納するスキマが実は吾がラックには「もはや無い」のでありました。ちなみに「先代の25連奏君」はナイスな縦置きだったので、ラック最下段に配置できたのだけど、今回購入したのが「ガチのオーディオ機器」ということで、矢鱈とデッカい挙句に「CDを一枚しか再生できない」という、まさに「ウサギ小屋」の住人には非常に贅沢な代物なのでありました(ということで、仮住まいでラックの外に犬小屋宜しく配置される marantz CD-5003 の図)

んが、矢鱈とスペースを占拠してくれるだけのことはあって、流石に音がイイ。我が家のタイムドメインなスピーカー「Jupity301」がついに完全覚醒&本領発揮したかのように、イキイキと解像度が高く透き通った音を鳴らしてくれます(ということで、PIL の メタルボックスNEW AGE STEPPERS 等をバキバキで堪能中)。まぁ、CDを「再生する程度」なら、確かにBDプレイヤーとかPS3でも「機能は存在する」ンですが、当たり前ながら「そんなオマケ機能」とは全然レベルが違う、のでありました(流石、贅沢にウサギ小屋の貴重なスペースを占拠するだけのことは、ある)。いやぁ、シンプルって素晴らしいねぇ、もう多機能詰込コンパクトとか「イラネ〜余」って悪態をつきたくなりましたが、その代償として「失われたスペース」という眼前の現実に「多機能さんスイマセン、今後ともヨロシクオネガイシマス」とグルグルする小市民具合なのであります。

ということで、2万円の投資で非常に贅沢な気分を堪能している、そんな僕なのでありました(犬小屋配置改善のためのラックの再構成、ホントどうしよと頭を抱えつつ…)