2019年の音盤探索模様を振り返る
2019年リリースの新譜(再発やベスト盤は除く)について、今年は気に入った新譜はできるだけアナログで購入することにしました。ということで、我が家の試聴機(AppleMusic)上での「お気に入り件数は231件」でした。そこから、「マテリアルとしての保存必須」という観点で購入したのは「CD 12枚、カセット 4点、レコード 8枚」でした。
そんなこんなで、2019年新譜「ベスト10」はこんな感じに。
ここから一枚を選ぶとしたら、年末に突如リリースされた Duster の新譜かなぁ(春に出たアナログ盤Boxも勿論入手)。
そういえば、明日からは2020年代がスタートということで、2010年代の音盤探索模様の振り返りが必要そうなのだけど、こうしてこのブログに残った記録を読み返してみると、「新譜との最初の接点」が完全にネット上に移行しちゃってて、レコ屋は「中古盤を発見しにゆく場」になってしまっている自分に驚く。というか「未知+意外性に溢れる旧譜に出会える場」としては実店舗(中古盤屋)は最高なので、実店舗+新譜でどうしてそうゆう感覚を得られくなったのだろうと、ちょっと考え込んでしまう。
そして、久々に足を運ぶことができた富山のBOMDISCOSで、自分の好みを少しづつ伝えながら「それなら、コレはどう?」という対話型レコメンド→どっさり購入をじっくり堪能したことで、こんなふうに「コミュニケーション込みで未知の音楽に出会う」のはやはり圧倒的に楽しいのだなぁ、と改めて実感した。
なんつうか、音楽との出会いに「効率」とか「費用便益」とか求めちゃったら、ぜんぜん楽しくなくなるなぁというか、でも「まだまだ未知の素晴らしい音源」がモリモリ沢山あるのは確実なので、自分の「耳と感性」を柔らかく保ちながら、引き続き2020年代も音盤探索を続けてゆきたいなぁと、改めて思うのでありました。